女性でも生え際が後退するのは何故?薄毛になる6つの原因と今すぐできる改善方法をご紹介

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皆さんは、「髪の生え際が後退して起こる薄毛」は男性だけの症状だと安心していませんか?
実は女性でも、男性と同じように髪の生え際が後退することがあるんです。

女性の場合、髪の生え際の髪の毛が薄くなると

・髪のボリュームが減るため髪型がうまく決まらない
・年齢より老けた印象になる

など、女性にとって嫌~なデメリットが出てきます。

生え際が後退すると見た目の印象が悪くなってしまうので、薄毛になるのは避けたいところですよね。

そこで今日は、なぜ女性でも生え際が後退するのか、6つの原因と今すぐできる改善方法を調べてみました。

 

女性の生え際が後退する原因は?

女性の生え際が後退する原因は色々ありますが、次にあげる6つが主な原因と言われています。

一つの原因だけで生え際が後退しているケースは少なく、多くの場合は複数の原因が合わさって生え際後退が起きているそうです。

まずは女性の宇生え際後退の原因に、いくつ当てはまるかチェックしてみましょう。

女性の生え際後退の原因① 牽引性脱毛症(ポニーテール脱毛)

女性は男性よりも、髪の毛を長く伸ばしている人が多いですよね。
普段はポニーテールなど、長時間髪の毛を縛っている人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。


しかし、長時間髪を縛ったままにすることは髪の毛の成長に非常に良くないことなんです!

なぜなら、長い時間髪の毛を縛ったままだとで頭皮に血液が回らなくなり、結果として毛髪の成長を促す毛母細胞の働きを妨げてしまうから。

毛髪は発毛サイクルによって発毛、成長、脱毛、休止期を繰り返していますが、毛母細胞の働きが妨げられてしまうと成長途中で髪の毛が脱毛してしまうため、髪の毛と髪の毛の間に隙間が増え、結果として髪のボリュームが少なくなってしまうのです。

特にきつく髪の毛を縛っている人は要注意。
頭皮が圧迫されてしまうので血流が悪くなり、髪の毛に栄養が行き届かなくなるので脱毛に加え、弾力がなく細くて弱い髪の毛ばかりになってしまう恐れがあります。

女性の生え際後退の原因② ホルモンバランスの乱れで起こるFAGA

男性の薄毛の9割を占めているといわれる男性特有の脱毛症はAGA(男性型脱毛症)と呼ばれますが、それに対し女性の薄毛はFAGA(びまん性脱毛症)と呼ばれ、区別されています。

男性と女性の薄毛は別物で、女性の薄毛はいわゆる「ハゲ」の状態にはなることはあまりないのですが、実は性ホルモンが原因で起こるという点で共通しています。

女性は男性よりも男性ホルモンの分泌は少ないものの、加齢によりホルモンバランスが乱れると男性ホルモンの働きが優位になるため、FAGAになってしまう人が増えるようですね(;´・ω・)

また、FAGAはおでこの生え際から薄毛が始まり、徐々に広がっていくという特徴があるため、早い段階でクリニック受診できるかが鍵となります。

女性の生え際後退の原因③ 加齢による老化

体の機能と同じように、髪の毛もまた、加齢と共に老化していきます。

そのため、男性と同じように女性も年をとるにつれて薄毛の症状が出るのはごく当たり前のこと。
加齢による生え際の後退は、更年期に入る大体40歳くらいから徐々に始まっていきます。

女性の生え際後退の原因④ 頭皮のトラブル

女性の生え際の後退は、頭皮のトラブルが原因でも起こるようです。

頭皮が乾燥している頭皮が脂ぎっている、頭皮の血行が悪く、凝り固まっているなど頭皮のトラブルには色々な原因がありますが、女性の場合は生え際などの細かい部分のファンデーションなどのメイクの洗い残しが原因で髪の毛のヘアサイクルに影響が出ていることもあるので、メイクを落とす際は注意が必要です。

今は大丈夫でも後々薄毛の原因となる場合がありますので、メイクを落とす際はしっかり髪の生え際の部分まで丁寧に落とすようにしましょう。

また、普段使いのシャンプーを自分の頭皮の状態にあった専用のものに変えてみる、シャンプーの際に頭皮マッサージをおこなうようにすると、頭皮環境の改善につながります。

女性の生え際後退の原因⑤ 生活習慣の乱れやストレス

不規則な食生活やストレスの多い生活を続けると女性ホルモンの働きが鈍くなり、男性ホルモンの影響を受けやすくなるため、女性の生え際後退が起きることがあります。

不規則な食事や偏った食事

ハンバーガーやフライドポテト、ラーメンなどのジャンクフードや油の多い肉類ばかり食べて野菜の少ない食生活も要注意。
偏った食事は中性脂肪コレステロールの増加で血の巡りが悪くなるために健全なヘアサイクルの乱れにつながります。

食事をとる際は栄養バランスを考え、大豆など髪の毛に優しい食べ物を摂取するようにしてください。

睡眠不足

もちろん睡眠不足もヘアサイクルに悪い影響を与えますので、仕事などが忙しくてもなるべく規則正しい生活を心がけましょう。

また、普段なかなか寝付けないという方は、体内リズムが狂っている可能性があります。
毎日朝起きたらすぐにカーテンを開けて朝日をしっかり浴びるルーティーンを作ることで狂った体内リズムを整えることができるので、普段寝つきが悪いという方は明日から実践してみてはいかがでしょうか。

また、朝に軽くストレッチをして身体を動かすと頭皮の血行不良にも良い効果があるので、ぜひ試してみてください(*^-^*)

ストレス

仕事や子育て、人間関係からくる心理的ストレスもまた、薄毛の原因となります。

特に女性は共働きが当たり前となった今でも家事・育児の負担が多い家庭も多く、ストレスをためがち。
ストレスがたまってしまった時は、少しの時間でもいいので趣味の時間を作ってリフレッシュするなど、ストレスうまく付き合っていくことが大切です。

女性の生え際後退の原因⑥ 過度なダイエット

厳しい食事制限をするなど、短期間で急激に体重を落とす過度なダイエットをおこなうと栄養バランスが崩れるため、髪に栄養が行き渡らなくなり、結果として薄毛や抜毛の原因に。
無理なダイエットにより毛根が弱ってしまうと再び正常な髪の毛が生えにくくなりますので、注意しましょう。

10代20代でも安心できない…女性の生え際後退の薄毛予防はお早めに!

自分はまだ10代だから、20代だから薄毛とは無縁だと思ってはいませんか?
上記に書いたように、女性の薄毛は加齢が原因の場合もあるものの、生活習慣の乱れやストレスなどの年齢と関係ない原因で引き起こされるものもあるため、まだ若いからと油断してはいけません。

また、若いころの生活が積み重なって、将来年齢を重ねた際に一気に生え際の後退が進んでしまうケースもよくありますので、今の内から薄毛予防をしておくことが大切です。

髪の生え際だけでなく、女性の薄毛・脱毛全体を予防するためには

家庭でできる薄毛や脱毛を予防する有効な手段としては、

・栄養バランスの良い食事を整える
・睡眠をしっかりとってストレスを溜めない
頭皮マッサージを定期的におこなう

などの方法があります。

栄養バランスの良い食事や睡眠をしっかりとることで、頭皮の血液の循環がよくなり、ヘアサイクルの正常化につながるのだとか。

また、頭皮マッサージはシャンプーの前におこなうと効果的だと言われているので、ぜひ下記のような頭皮マッサージを試してみてください。

 

女性の生え際の薄毛を改善する2つの方法

女性の薄毛の予防方法についてお伝えしてきましたが、すでに生え際の後退が始まっている場合はどうしたらよいのでしょうか。

ここでは、女性の生え際の薄毛を改善する2つの方法をお伝えします。

 

育毛剤や発毛剤などを使用して内外から薄毛を改善

女性の薄毛改善で一般的に行われているのは、育毛剤や発毛剤を併用し、身体の中と外から毛髪の発毛を促す投薬治療です。

今日本の多くのクリニックでおこなわれている一般的な薄毛治療として、この投薬治療がおこなわれています。

クリニックで処方される薬は金額が高く、薬の料金だけでも1ヶ月3万円ほどかかるのだとか。
そのため、ドラッグストアなどで市販の育毛剤を購入したり個人輸入で安く薬を購入する人もいますが、市販の薬は効果が薄く正規登録されていない育毛剤個人輸入は、強い副効果があるリスクを考えると、避けた方が賢明です。

また、自力での投薬治療では自分の薄毛治療に効果的な薬の併用方法がわからないため、女性の薄毛治療を専門的におこなっているクリニックの受診をおすすめします。

短期間で薄毛を改善!副作用の少ない自毛植毛

 薬による投薬治療は、生え揃うまでに一年ほどかかるなど、とにかく時間がかかります。

また、薬によっては頭皮の発疹やかぶれ、手足のむくみ、めまいや動悸などの重篤な副作用が起こる場合もあり、安全とはいえません。

そこで短期間で薄毛を改善する方法として、自毛植毛という手段が近年注目されています。
自毛植毛とは、自分のうなじなどの薄毛になりにくい部分のドナー株を、薄毛の気になる部分に移植することで発毛を促す手術のこと。
一度移植に成功すれば育毛剤などを使わなくても1年ほどで毛が生え揃い、半永久的にふさふさな状態を維持できるので、目に見える効果を期待したい人におすすめです。

植毛にかかる手術費用は投薬治療の1回分の費用と比べて高額ですが、投薬治療は永久的に続けなければいけない可能性を考えると、1回完結の自毛植毛の方がトータルは安くなる気がします(*'ω'*)

周りにバレずに生え際の薄毛改善なら『切らない自毛植毛』がおすすめ

一度植毛すれば本来薄毛になりにくい部分もずっと髪の毛を生やすことが可能になる自毛植毛ですが、以前はメスで頭皮を切り開いて植毛するなど、術後寝られなくなるほどの痛みや大きな傷痕が残ってしまうというデメリットも。

女性にとって顔は命。顔に近い部分になるべく傷をつけたくありませんものね(;´・ω・)
そういう懸念もあり、日本では自毛植毛よりも投薬による薄毛治療が主流となっていたそうです。

しかし今は技術が進み、メスで切らない自毛植毛ができるクリニックが増えました。
以前の自毛植毛とは違い、手術の翌日には通常生活に戻れるほど傷跡が小さく目立たないので、周りにバレずに薄毛の悩みを解決したいという人におすすめです。

特に親和クリニックのMIRAI法はドクターや看護師の技術が高く、高密度で理想的な生え際を実現することが可能なので人気が高いのだとか。

投薬治療と違い自毛植毛は一度にかかる手術費用は高額であるものの、一度移植してしまえば薄毛に戻ることはないので、もしお金に余裕がある場合は、自毛植毛を考えてみてはいかがでしょうか。