コロナ抜け毛で薄毛になった女性が急増?考えられる原因と予防法
こんにちは。
今年のGWは3年ぶりにコロナ規制が緩和され、遠出の旅行をした人も多かったようですね。
暗いニュースが続いていたので、明るい兆しが見えてきたのはいいことだと思います。
ところで、コロナ禍といえば「コロナ抜け毛」が私たち女性の間でも急増したという話をちょっと前に耳をしました。
ただでさえコロナ禍で気が滅入っている中、追い打ちをかけるように髪も薄くなるのは勘弁してほしいですよね(-_-;)
ということで今日は、コロナ抜け毛が起こる原因や予防法について調べてみました。
【目次】
コロナ抜け毛とは?
コロナ抜け毛とは、その名の通り新型コロナウイルスに感染し回復する段階や後遺症の症状として髪が抜けることを言うのだとか。
また、コロナ禍の自粛生活による環境の変化やストレスによって引き起こされた抜け毛もコロナ抜け毛に分類されるようです。
つまり、感染してもしていなくても、コロナ禍の生活が原因ならコロナ抜け毛だということですね。
コロナ抜け毛で女性の薄毛が増えた理由
コロナ抜け毛の中でも、新型コロナウイルスに感染したことで起こる抜け毛はまだ科学的に詳しいメカニズムが解明されていないようです。
ちなみに国立国際医療センターの研究では、男性女性問わずコロナウイルスに感染した患者の4人に1人に抜け毛が見られたのだとか。
抜け毛は平均76日程度続き、発症してから30日経過する辺りから現れることが多かったようです。
ただ、コロナ感染が原因の抜け毛は一時的なもので回復することが多いみたいなので、そこまで問題ではないのかな、と思います。
問題は、コロナ禍の自粛生活が原因のコロナ抜け毛。 こちらは原因が環境の変化によるものなので、慢性化する恐れがあります。
コロナ抜け毛の原因となると言われている環境変化の要因は、次の3つ。
一つでも当てはまったら注意です。
コロナ禍が理由の抜け毛① 運動不足による血行不良
自粛生活で外出する機会が減ると、運動不足になりやすくなります。
運動不足になると体内の血流が低下。もちろん、頭皮も例外ではありません。
血液に含まれるヘモグロビンには体内に酸素などの栄養素を運ぶ役割がありますが、 血流が滞るとこれらの栄養素が届きにくくなるのだとか。
特に心臓から遠い頭皮は影響を受けやすく、髪をつくる毛母細胞に栄養が十分届かなくなるため髪が十分成長しないまま抜けてしまうようになり、薄毛が進んでしまうのです。
コロナ禍が理由の抜け毛② 自粛生活が原因のストレス
自粛生活が長引くと、思うような生活ができずストレスがたまってしまいますよね。
私も計画していた旅行を諦めたり、外食を控えたり、リモートワークになったりと、一時期は一日のほとんどを家の中で過ごしていたので本当にストレスがたまりました(-_-;)
ストレスはホルモンバランスや自律神経の乱れを引き起こし、頭皮の血流の悪化につながります。そのため、気づいた時には抜け毛が増えて薄毛が進行していた、というケースもあるようです。
コロナ禍が理由の抜け毛③ 髪の毛を洗う頻度の減少
コロナ禍で仕事の時もオフの時もずっと家にいると、あまり体が汚れていないと思いお風呂やシャワーの頻度を減らす人もいるようです。
でも実は、外出如何にかかわらず頭皮は1日経つと同じように皮脂やほこりなどがたまった状態になるのだとか。
そのため、外に出ていないからと言って髪を洗う頻度を減らすと、頭皮が皮脂やほこりで詰まってしまうことになります。
その結果頭皮環境の悪化につながり、薄毛リスクがアップすることを覚えておきましょう。
コロナ抜け毛を予防するには?
コロナ抜け毛の中でも新型コロナウイルスの感染が原因で起こるコロナ抜け毛を予防するためには、新型コロナウイルスに感染しないことが一番です。
そのためには、基本的な感染症対策をしっかりするように心がけましょう。
環境要因がきっかけのコロナ抜け毛は、以下の4つに気を付けて生活することが大切です。
コロナ抜け毛予防法① 適度な運動をおこなう
運動不足は薄毛のもとです。
自粛中でも1日15分から30分程度のウォーキングをするなど、体を動かすようにしましょう。
外に出るのにどうしても抵抗がある、という場合は家の中でも良いのでその場で足踏みするなど適度に体を動かしましょう。
コロナ抜け毛予防法② 睡眠時間を十分にとる
睡眠をしっかりとることは、ストレス緩和につながります。
成人の場合、1日6時間以上の睡眠が理想的。
睡眠時間が不規則になると自律神経の乱れにつながるおそれがあるので、毎日同じ時間に布団に入るよう心がけましょう。
また、若い人に多いですが、寝る直前までスマホやテレビを見るのはNG。脳が興奮して質の良い眠りがとりにくくなるため、寝る2時間くらい前には見ないようにしましょう。
コロナ抜け毛予防法③ 髪に良い栄養素を積極的に摂取する
髪の95%を構成するのはケラチンと呼ばれるたんぱく質の一種です。
たんぱく質の他、たんぱく質の素となるアミノ酸を多く含む肉や魚、大豆製品などをしっかり摂るようにしましょう。
また、髪の成長を助ける働きをもつ亜鉛、頭皮の新陳代謝を活発にするビタミンB群、 血液のめぐりを良くする働きのあるビタミンCやビタミンEも、頭皮環境を整える栄養素として摂取したいところです。
塩分の多いファーストフードやインスタント食品、糖分を多く含む菓子類などは皮脂の過剰分泌を促し頭皮環境の悪化につながるので、控えるようにしましょう。
栄養があるからと、特定の食品ばかりを口に入れるのも栄養バランスが偏るのでおすすめできません。 5大栄養素をバランスよく取り入れた食事を目指しましょう。
コロナ抜け毛予防法④ 毎日髪を洗い頭皮を清潔に保つ
自粛で外に出ないからと言っても毎日皮脂やほこりは頭皮にたまるので、できれば毎日夜に髪の毛を洗うようにしましょう。
1日一回なら朝シャンでもいいのでは?と思う方もいるかと思いますが、夜洗わず朝髪を洗うのは、寝ている間に皮脂がたまり菌の繁殖が起こる恐れがあるのであまりおすすめできません。
また、皮脂が気になるからと朝夜どちらも髪をシャンプーで洗うのも、髪の必要な油分まで落としてしまうのでNG。
夏などどうしても髪のベタツキが気になるという場合は、朝はシャンプーせず湯シャンで軽く流す程度にとどめておきましょう。
コロナ抜け毛による薄毛は専門クリニックを受診するのも◎
今日は女性でも起こるコロナ抜け毛の原因とその予防方法についてお話しました。
今は大分落ち着いてきましたが、再び緊急事態宣言やまん延防止重点措置などが発令され外出自粛をするようになると、食生活が不規則になりやすくなります。
不規則な食生活はコロナ抜け毛の原因につながりやすいので、日常的に規則正しい生活をするよう心がけましょう。
また、すでに環境の変化が原因のコロナ抜け毛による薄毛で悩んでいる、という場合はそのまま放置すると薄毛が進行してしまうことも。
すでに起こってしまった薄毛は予防法では治らないので、早めに薄毛治療の専門クリニックに相談することをおすすめします。
今は女性の薄毛に特化した治療をおこなうクリニック も増えているので、周りの目が気になる場合はそういったクリニックを選択肢に入れると良いと思いますよ(*^-^*)